読書感想文〜西の魔女が死んだ〜


2008/07/12 06:54

もうだいぶ前に1度読んだのですが、映画化ということもあって、もう一度読んでみました。

以前読んだときは、サラリと読んでしまって、さした感想も無く。

読み返してみると、時間がゆっくりと流れていくような作品でした。


内容的には、登校拒否になった子が、母方の祖母と数週間暮らした時のことを書いているものです。
(詳しく書くと、内容わかりすぎちゃうので)

その暮らしている家の様子が、まさにカントリーライフ

庭の様子、そして、主人公の女の子お気に入りの場所の風景

ジャム作り、洗濯の様子。

私的には、「赤毛のアン」のような感じを受けます。

また、彼女と祖母のやり取りが実にいい。

登校拒否になった孫を責めるでもなく、はげますわけでもなく。

それでも、彼女が生きていく上で、揺らがないようなしっかりと根がはれる基本的な部分の修正を手助けしている言葉。

それらが、難しい言葉ではなく、普通の言葉でかかれているので、何回も使ってしまうが、本当にサラリと読めてしまう。読めてしまうからこそ、「ふ〜ん。」で、終わってしまう可能性もある。


時として、「祖父母」の世代と私達親世代では、子育てにおいては、衝突する事が多い。

今まさにその中にいる私達には、「今」に一生懸命で、祖父母の言葉は、ただの甘やかしにしか聞こえない事もあったり、時代を否定されているような行動をされたりして、眉をひそめることもある。

でも、過去に「子育て」を経験してきた彼らの言葉は、どんな育児書よりも実践に即している。

だんだんと自分も「祖母」と呼ばれてもいいかもしれない領域に入りつつあるからそう思うのかもしれないが。(なんせ長女は今年16歳。早ければ、そうなる可能性だってある)

祖父母だからこそ孫に言える言葉もある。

でも、私は、この話のおばあちゃんみたいに、サラリと言えないな。

くどくど言ってしまいそう。

このおばあちゃんの様に、サラリと心の残る事がして上げられたら。

その時は理解してもらえなくても。



前回のログコメントをくださった方がた、ありがとうございます。
ご心配をおかけしました。
だいぶ元気になりました。




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コメント(全1件)


2008/07/12 12:16
green
通常は、感情が入りますからね^^小説は言葉を削ぎ落とす作業ですものね。でもわかります!読んでみたい。

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