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大切な出会い

2006年05月04日 16:32

 自分にとって今の自分があるのは,1人の人物に出会ったことが大きい。
それは自分が大学生のときだった。
そいつは,何もしなくとも周りに人が集まってくるようなヤツだった。
自分の方はというと,それなりに異彩を放っていたとは思うけれど(←自惚れ),それほど大きく目立っていたわけではないと思う。
以前ここのログにも書いたけれど,何しろ良く喋るんで…それなりには目立っていたと思う。
ただ,そこには表面的なものしかなかったように思う。
それを周りの人間は気づいていて,同じく表面的に話しかけたり,つきあいをしていたんだと思う。
それに比べ,ヤツは違っていた。
特にベラベラ喋るわけではないのに,人が寄ってくるのだ。
それが羨ましかった。
だが,ある時,そいつはいきなり学校に来なくなった。
その当時の自分は,そういう時,何時も直接そういう人間のところに行って「何で学校に来ないんだ?」みたいなことを言うタイプだった(今でもそうかも)。
だから,アカレンジャーが好きなんだと思う(あ,関係ないか)。
家に行くと,彼は家にいて,本なんぞを読んでいた。
そのほんの数の半端無いこと…床が見えないくらい(というか見えなかった)に本が散乱していた。
「おまえ,凄いなぁ」と感心していると「珍しいな,俺んちくるなんて…」と言われた。
そういえば,表面的なつきあいだけあって,飲み会とかの後は人の家に行ったりしなかった。
珍しいのもあり,結局その日はそいつと飲むことになった。
そこで,色々なことを訊いたし,話した。
実は自分のことをヤツが羨ましいと思っていた部分もあったということも訊けた(ふふふ)。
要するにお互いが表裏の関係になっていたようだった。
ヤツは,何時もいつでも自分だけの時間が無くて,こうして自分だけの時間をわざわざ作らなければ行けない状況になっているということだった。
「人が何時も寄ってくるのも考えもんだなぁ」なんて思いながら,お互いに腹を割って話ができて,一気に仲良くなってしまった。
それ以来,ヤツと飲む時には,素直に自分を出せるようになった。
ひょっとしたら,ヤツも同じなのかもしれない。

 皆さんは,大切な出会いを経験したことがありますか?

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