今日のアースデーマーケット

今日、初めてアースデーマーケットに行った。
そこで思った事。

世間は狭い。
イベントとかで会った事ある人に何人も会った(自然関係の活動している人にとっては当たり前のことかもしれないけど)。


今回は原発問題が多く語られていた気がするけど、全てが自分の考えと同じというわけではなかった。
そう思ったので、この日記を書いているのだけれど。

「原発反対」や「原発はいらない」という内容が多かったと思う。
「原発やめて自然エネルギーを使った発電に」という話もよく聞くけど、よく考えてから自分は賛成したい。

まず、脱原発による発電量を自然エネルギーで全て補えるのかという問題。
発電量は、節電と自然エネルギー発電所の状態によってなんとかなるかもしれないけれど、その発電所の予算は実行できる予算なのだろうか？
今の福島の第１原発の問題は八ッ場問題のような問題を抱えているような気がします。
原発を修理して使う(海水をかけたりしているので難しいし、福島は原発反対の為難しいですが)場合でもお金がかかるし、廃炉にするにしても莫大なお金が必要。
そんな状態で、どこまで自然エネルギー発電所の予算を作れるか。

次に、プルトニウム等の問題。
色々な所で聞いた(ソース不明のため、どこまで本当かは分からない)のだけれども、
・火薬は肥料
・戦争で使っていた毒物は農薬、枯葉剤は除草剤
といってような使い方をしていると聞いたことがある。

野菜でも、
放射線をあてて短い牛蒡を作ったり、ジャガイモの発芽を遅くする
といった放射線(原発で使っている物質とは違うかもしれませんが)を使って人間の都合の良いようにしている事を考えると、原発に使うはずだったウランやプルトニウムをどうするのか？の問題もある気がします。

また、劣化ウラン弾を作って消費しようという国も出てきそうな気がしますし…(まあ、これは可能性低いでしょうが)


こんな問題があるのに、そういう情報が少ない気がします(マイミクさんの日記には情報があるような気がしますが)。
確かに難しい問題を出すと、理解してくれる人が減ると思うので、今のやり方が間違えているとは思いません。
でも、いつでも多数派についている人は、
今まで「原発は安全」
今「関東も危ないらしい(北関東産の食べ物を買わないや、西日本に避難を考える)」
と考えている人が多いと思います。
でも、上の二つは正反対のことです。
なのに、多数派についている人(多数派ではなくて、多数派についている人)は少数派の意見を無視している場合が多いと思います。
ここって何かが違うと思います。


アースデーマーケットでのライブで思ったことも少しだけ。
・原発要らない
・僕らは節電する
・小さな事でも、みんながやれば大きな事になる
というような歌詞の歌を聞いたりしたけど、なんか心に届くんだけど物足りない気がしました。
理由は、上に書いたような
「原発要らないと思っているから、〇〇をするし、〇〇という問題は、こうやって解決しようぜ」
というような、はっきりとした解決方法が無かったからのような気がします。

まあ、音楽家に原発や発電所の全てが分かっていて歌詞にするという事じたいが無理な話だと思うので、自分が無い物ねだりしているだけでしょうが…
上にも書きましたが、自分の心に全然届かないわけではありません。
「マクロス」や「マクロス７」のように、歌で世界が変わることはあるはずですから(自分が、ただ捻くれているだけだと思います)。
ちなみに、「マクロスフロンティア」は見ていないので書きませんでした(マクロスフロンティアがダメとかってわけじゃないですよ)。



何が正しいのかとか考えていないで、とりあえず「脱原発」という考えになれない自分がいて、本当に自分は捻くれているなと改めて思いました。