ふるさと

やっと大型連休の喧騒も終わり、渋滞情報も見なくなりました
しかし、なんでわざわざ、みんな一斉に行楽するんでしょうねぇ･･･(-｡-)ｙ-ﾟ
混雑を外さんと、リフレッシュにはならんと思うがなぁ(￣^￣)

その辺が自営業の気安さか、みんなの動く時期を外して、ふるさとに帰省したもんです。
嫁さんの実家も同じ田舎なので、一般のご家庭より帰省の頻度は高かったとは思いますが、
あまり、渋滞に遭遇した経験はありません<(_ _)>

とは申せ、葬式や結婚式は、こっちで勝手には決められないので、
万止むを得ず、ゴールデンウイーク真最中に帰省したこともありま(￣^￣)
そういう時は、中学や高校の同級生も帰省していることが多いので、
同窓会が自然発生するということも結構ありました。

学生時代なら、田舎で同級生麻雀になることも多かったなぁ
勝ち金をすべて回収できたら、田舎に別荘建てられるんやけど、
もう時効かなぁ･･･(-｡-)ｙ-ﾟ

ある時、まだ小学生の息子を連れて、海を見せに歩いて行ったことがある。
四国西岸のリアス式海岸なので、砂浜などは無く、山に囲まれた小さな湾があるだけ。
波止場とも言えん小さな漁港なんですが、桟橋は結構立派。
その昔、田舎出身の山下汽船社長が、一大荷揚げ集積地を目指して建造したとのこと。
小学校で習った(^ｰ^);
国鉄の引込貨物線の跡地があったり、珍しい浮き桟橋だったり、
しっかり調べれば町史の１冊も書けそう･･･(-｡-)ｙ-ﾟ

浮き桟橋は、潮の満ち干に応じて上下するし、波に従って揺れる。
ひねもすのたりのたりかなという風情で、一日眺めていても飽きない。

ま、それは、大人の感性。
息子はじっとしとられんから、桟橋脇の造船所でウロウロ
造船所と言っても、足場の木枠に舟の格好をした物体が載せてあるだけのことで、
舟大工さんが周りを巡っては、なんやらコンコン叩いている。
と、何か大事なものを触ったらしく、舟大工さんに怒られてるわ

「ありゃ〇〇君」
大工さんが、こっちゃ見て叫んでる。
「〇〇君の息子さんかぁ。帰っとたんかぁ～」
まあ、その通り(^ｰ^);
ほで、例によって四方山話。
息子置いてけぼり･･･(-｡-)ｙ-ﾟ

南国は、日の落ちるのが早い。
お定まりの、再会を期しての解散

田舎での定宿は、すぐ上の兄貴の家。
田舎では、唯一の洋風外観
無料で設計してやった家やから、待遇は悪くない。
兄嫁の田舎料理も秀逸<(_ _)>

夜半に、トントンと玄関を叩く音あり。
舟大工のＳ君。
「あのなぁ、何にもエエもんじゃないんやけどなぁ･･･」
と言いながら、大量の海鮮ざる
「今さっき、生けすから捕って来たんよ。はよ食べてな」
ドサッと玄関に放って、バタバタと帰る

そこそこの料亭でも、１週間くらいは賄える量がある･･･(-｡-)ｙ-ﾟ
ダイエーでは売ってない高価なものばかり(￣^￣)
ホンマは魚以外の海鮮は余り好きじゃない。
全部、兄嫁に贈る。
セダンでは運ばれへんｍ(__)ｍ