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「ラーゲリより愛を込めて」レビュー☆

2023年07月14日 01:31

「ラーゲリより愛を込めて」レビュー☆

二宮和也主演他。帰国を、信じて。第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア。わずかな食料で過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本旗男(二宮和也)は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます」絶望する捕虜たちに、山本は訴え続けた―。山本はどんな劣悪な環境にあっても分け隔てなく皆を励ました。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた日本人捕虜たちの心を次第に溶かしていく。山本はいかなる時も日本にいる妻(北川景子)や4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じていた。終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検問を潜り抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には、彼の体は病魔に侵されていた・・・。運命に翻弄され再会を願い続けた2人―11年に及ぶ“愛の実話”。

8/10点!!二宮さんの演技が苦手なので避けていましたが、瀬々監督だったので観てみました。実話だという前提ありきだと普通に何度も泣けます。真っ新な善人は戦中戦後は生き残れないよなぁと思ってしまいました。本作の妻のようにその真相を知っても「そういう人だから」と許せる人もいるだろうけど、「それでも帰ってきて欲しかった」という願いを叶える為に、一直線に突き進む原(安田顕)や相沢(桐谷健太)のような人も、その想いを知ってしまえば絶対に否定は出来ない。あらためて人が人の心を諦めるような戦争は絶対起こしてはならないと感じました。もう起きちゃってるけど(涙)生き残るのに最も強い武器は人を想う気持ちの強さなのでしょうね。それは私も日々感じています。会いたい人、守りたい人がいない人間は自暴自棄になるし脆い。5年、10年と会えない年月が続いても会えると信じ合える相手がいるのはそれだけで人生の素晴らしいギフトです。大切な人の大切さにあらためて気づかされる作品です。2022年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2023年07月14日 19:54

    観てみたい~(* ´ ▽ ` *)ノ

  • ユリ 2023年07月15日 03:36

    > はらぺこさん
    U-NEXTで配信開始してました。瀬々監督はやはり心情に沿わせるのが上手いですね。ぜひ~。

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