素晴らしき世界は今日も安泰

ひと月ほど前、地元大学に進学した元生徒から、大量の「雑誌付録」をもらいました。

その元生徒は書店でアルバイトをしています。
書店では、雑誌は売れ残ったら返品をするのですが、付録は返さないから結構たまっており、福引景品などに出しても余るほどあるのだそうです。
それで、たまたまその生徒とLINEをした時に、私がメルカリを利用していろいろ売っている話をしたら、付録には売れるものもあるのでぜひとも引き受けてほしい、と。
価格は自由につけていいし、売上金は処分手数料として全部さしあげるし、もし使いたいものがあったら使っていいし、売れなかったものは廃棄していい…などなど、好き放題してもいいってことに。

それで、いろいろなものを販売して、欲しいという方の手に渡っていきました。
雑誌は要らないけど、付録だけ欲しいって人にとっては、付録だけ安価で入手できたら嬉しいですよね。
最近の雑誌付録は実用的なものが多いですし。

しかし、ここんとこ、不思議？な現象が多くてちょっと戸惑っています。
いや人の役に立てることは嬉しいし、私もお小遣いが増えるので、売れること自体はとても素敵なことなのですが…。

例えば、ハイセンスな口紅柄の化粧ポーチ。
かわいらしいイチゴ柄のフリーボックス。
セブンカラーのメイクパレット。

これら全部、購入者が男性なのです…そういう需要？
最初は男性が買って、恋人か奥様へプレゼントするのかと思ったけど、よく考えたら、フリマアプリで買った雑誌付録を贈り物にはしないですよね。
もちろん、こんな時代だし、男性がかわいいものを持ったりメイクをしたりすることを非難するつもりはないです。
だけど他にもエコバッグとか家計簿とか、そういうものも男性の購入者が意外と多いんです。
まあ、フリマアプリはプライバシーを守りつつの利用が原則なので、詮索はしないですけどね。
とにもかくにも、お買い上げに感謝、なのです。