パンツ。

洗濯機から取り出し、干そうとパンツを眼前まで持ち上げてふと気付く。

もうだいぶヘタってきて布地がすり切れそうになっている。
つーかもう透けて肌が見えそうな程。

...いつの間にかオレの下着がセクシーランジェリーに！

これはもうこれを勝負下着にするしかないなと大事にしまう...と見せかけてゴミ箱に叩き込む。南無。

しかし、こう３０年近く生きてきてようやく気付いた事実がある。

「パンツは使い続けると破れてダメになる！」

....。
いや、
いやいや、違うんですよ。

だってさ、実家にいた時はパンツが破れた事なんて無かったもん！
そんな意識する事無くフツーに使い続けてたからまさか破れるとは思ってもみなかったんですよ。

ただ、よくよく考えてみるとそうだよなあ、今まではお母さんがこっちが気付くより早く処分してたんだなあ。成る程なあ。


親の偉大さを少し感じつつ、新しくパンツを買う算段もしないとな。
今度はもうちょっと布地のしっかりしたヤツ。
...か、むしろ破けても構わないように初めからセクシーランジェリーにするか。

うーん、どっちかなあ....。