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みんな大好き団鬼六の原作映画の話し

2020年07月04日 16:38

いや、みんなじゃないですね…。
さて、まずは表の日記の続きを。

老後にしてみたいこと」
映画「花と蛇3」での冒頭のワンシーン。
ヒロイン静子の自慰するさまを、ふすま越しに老人が隣の部屋から観ているんです。そんな状況に憧れます。

なんでそのシーンがお気に入りなのか…。
ちょっとあらすじを話します。

チェロ奏者の静子(小向美奈子)は少女時代に両親を亡くし、海東財閥の会長である海東義一郎の支援によりイタリア留学をします。義一郎と静子の年齢差は見た感じ50歳差。80代老人と30未満の妻。
お気に入りのシーンの時点ではまだ結婚していない。叔父様と呼ぶ男の前で自慰する。男は猫を抱いて隣の部屋から静子の自慰を観ている。盗み見ではなく、静子は見せているわけです。静子が絶頂に達すると、猫が「ニャ~」と鳴く。ここのツカミ、お気に入りなのです。

ていうか憧れていました。
過去形です。
映画の話を続けます。

そしてパトロンだった夫の死後、莫大な借金のカタに遠山という男のものになるのですが、まず、夫の葬儀直後に喪服姿のまま謎のスーツ姿男たちに拉致されます。連れていかれた先にはなぜかふんどし一丁で全身入れ墨の男たちに囲まれ、スーツ姿の男にバラ鞭で叩かれます。バラ鞭なのに音は一本鞭やケインのような音だし、喪服は切り裂かれるわ、出血するわで、突っ込みどころ満載です。

そこに鬼源(火野正平)があらわれます。

遠山が債権を買い取ったのです。遠山は山奥の別荘に静子を軟禁し、鬼源の元で理想の女に調教されていく。広大な屋敷での暮らしの中で、静子は自分を見つめる視線の存在を感じる。屋敷での生活は次第に異様さを増していく。やがて遠山からの手紙により、鬼源が執事でないことを知らされる静子。すべては静子を調教するために仕組まれた罠だったのだ。食事のマナーを教えるのかと思えば食卓でメイドとコックなどがいきなりエロい絡みを見せ始め、「あんたを最高の女にする」鬼源の言葉で、静子の想像を絶する恥辱の日々が始まり調教の幕開けとなるのです。

手始めに裸にされた静子は利尿剤を飲まされる。我慢を続ける静子。それを離れて見ている鬼源。
「見ないで」
やがて尿意の限界に達した静子は、鬼源の傍に駆け寄り抱きつき失禁する。
安堵もつかのま、鬼源が言います。
「自分の粗相の始末は自分でするんだ。あんたの口で俺の身体を」

この一連のシーン、青春変態映画「月光の囁き」のワンシーンの次に好き。
(エスのJKが先輩に抱かれる姿をエムの同級生に見せつけ、そして先輩が帰った後、同級生にかいた汗を舐めさせるんです。ちなみに静子が粗相の始末をするシーンはありません)

さて、拉致され、監禁され、縛られ、吊るされ、人目にさらされる。
それは、道徳や羞恥心から、女の奥深くに潜む快楽を求める部分を解放するための儀式なのです。自由を奪われたもどかしさ、裸であられもない姿をさらす恥ずかしさ、打ちひしがれながらも、いつしかその愉悦に静子の意識はとろけていく。さがて「見ないで」「やめて」と言っていたのに「やめないで」と口走り静子は本当の自分に目覚める。ちょっとあるあるっていうか、ワンパターンな展開なんだけどね。それは抑圧していた自我の解放であり、本能に忠実に生きる人間の満ち足りた表情にそそられる。

小向美奈子、当時25歳にしては、全体に少し余計に皮下脂肪がついた体。垂れた巨乳が結び目からはみ出して大きく揺れる。最初は手首だけなのが、徐々に胸やふとももに緊縛が施されていく。快感に打ちひしがれていく過程がエロチックなのだ。

さて、このあとはネタバレなので、映画を観ようと思っている人は読まないで。
ちなみにamazon プライムとかで観れますよ。
映画観ない人限定で読み進めてください。

悦楽を求める体は遠山に支配されていても、元夫を死に追いやった遠山を憎んでいたのだろうか。静子は遠山を殺害し復讐を遂げる。しかし、なにより女という生き物は恐ろしい。欲望や本能を解放した女は。

鬼源が待つ別荘へと車を走らせるのだ。
そうか、調教をしたのは鬼源だからな。

さまざまなポーズや体位で吊るされる彼女の姿態は、ある種の様式美だ。
緊縛指導は有末剛。

私が緊縛をはじめた一つのきっかけは有末剛の教本の存在だった。そして、吊りを習得するために緊縛教室に通うきっかけとなった映画がこの「花と蛇3」でした。

いま現在の「老後にしてみたいこと」ですが、自慰を見ているだけ、その後女の身体を貪るとかでは普通すぎます。さすがに老人になったら吊り緊縛は無理だと思いますが、手首ぐらいは縛れるでしょう。さて、手首縛ってそれからどうしよう?

考えてみたら、それだけで十分かもしれない。
それだけで十分なように、縛りを追求しているのかも。

さてさて、そもそも老後っていくつからですか?
私的には、女の手首さえも縛ることが出来なくなったら老後ってことにしようかな。

で、せっかくなんで、お題の「自粛で困ってること」ですが、外出自粛で外で遊べないとか経済的な話は多少なりとも多くの方が感じていることだと思います。あえてそれ以外の話を言うと、自粛はあくまでも自分の意志で行っていることなので、困ったことってないんですよね。

本気で困ったら自粛をしませんというか、なにかしら行動を変えると思います。
私は「困った」ってあまり考えないようです。それは、ものごとの捉え方なのかなぁと思います。

映画『花と蛇3』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=nUYsC1C5SWg

このウラログへのコメント

  • みい(..) 2020年07月05日 06:34

    3が出ていたんですね!知らなかったー。情報ありがとうございます(^^)。 どなたが 縄の監修なんだろう?有末さん?さっそく調べます!

  • ほいぴ 2020年07月05日 11:01

    > みい♪(..)さん

    ハナヘビ3は10年前、その後、6年前にハナヘビZEROが公開されました。
    緊縛はどちらも有末氏。東映のハナヘビ、杉本彩の2本も全部彼が緊縛だったはずです。

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