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15th Route 246 Part 9 バスタブに流れ込む湯の

2020年08月07日 20:52

15th Route 246 Part 9  バスタブに流れ込む湯の

バスタブに流れ込む湯の音をBGMに
ぼんやりからようやく
覚醒しかかった人妻が話し出す。

決して饒舌ではないのだが
少しタガが外れたかつての情事の有様を
まるでこれからの性交アペリティフのように
さらりと話す。

真昼の戸外。
街道沿いのバス停からちょっと外れた山道で
若い男たちに身体中に精液をかけられながら
何度も何度もイキまくり
満足した男たちが車で立ち去り
ぽつんと残された林道の木陰で
足首まで下げられたパンティのうえに
ぼたぼたと愛液を垂らしながら
立ったまま指をつっこんでかき回しては
大声で野鳥のさえずりを邪魔していたこと。

なぜか空いていたロードショウ映画館の最後部の座席。
これまた若い男に太ももを触られ
自然とひざを開いてしまって
濡れたTバックに指を誘い込み
自分の指と男の指の二本で性器をまさぐった。
声をこらえるために、Tバックをぬぎとって
しゃぶりながら歯を食いしばっていたこと。
そしてたまらず最後部の立ち席の鉄パイプの仕切りに
身体を預け、尻を突き出し
そのまま背後からペニス挿入されて
白濁をたっぷりと注ぎ込まれて鋭く達したこと。

夜8時の自宅。
昼下がりに街で声をかけられた男の舌技と硬いペニス
さんざんよがりまくって帰宅したら
まだのはずの亭主がすでに帰っていていきなり挑まれ
性器から男の体液が少しこぼれ出て
行為を告白させられてしまったこと。
このとき亭主は怒るのではなく
妻を車に乗せて
近くのカーセックスの名所に連れ出した。
微妙に振動し、街頭を反射する車の窓、窓から
かすかに裸身の重なりが見て取れる。
片側に並んだ性交進行中の車の群れの向かい側の
街灯の下に駐車する。
キスから始まり
まださっきの男の匂いが残る衣服を剥ぎ取られ
パンティを下ろされたところで身体中に火がついた。
「あなた。ごめんなさい。ごめんなさい。」
と言いながら亭主のペニスを引きずりだそうとする。

だが、ここで人妻の予想が狂う。
というより期待以上の熱い行為が始まったのだ。
パンティ太ももの片方にまとわりつかせたままで
車外にひきづりだされた。
大型セダンの後部に
全裸の身体を押し付けられ
そのまま背後からいきなり突き上げられた。
達した。
簡単に達した。
カーセックスにふけるカップルたちの目の前で
突然に始まる露出性交
街灯の光が
狂ったように腰を振る人妻痴態
すべてさらしだした。
ピンクに割れる性器も。
そこからダブダブと垂れる愛液も。
呑み込んだペニスがずぶずぶと出入りするさまも。
「見てる。見てる。みんなが見てる。」
お仕置きなのね。お仕置きなのね。」
「突いてる。突いてる。」
「あなたイッチャウ。イッチャウ。」
「そうです。そうです。さっきもバックで…」
「何度もイッたけど、今のほうがすごいの。すごいの。」
「見て。見てええ。みてええ。」
「もっと、突っ込んでえ。突いてええ。」
「いいよ。いいよお。」
狂ったように腰を振り、どくどくと放たれる精液
収縮を繰り返す女性器が貪欲に飲み干してゆく。
「あ、あなたああああああ。」
「いくううううう。」
そして、股を大きく開いたまま
トランクの上にもたれかかり
射精のあとでぬきとられたペニス
追いかけるように
ひくひくと収縮するワギナを多数の目にさらした。
どう、折り合いがついたのかは不明だが
亭主は以降、この人妻淫靡な遊びを奨励しだした。
そして、男との行為を詳細に話させる。
そして、続く淫靡な行為で妻を狂喜させる。
たかまってくると
「あなた、ごめんなさい。」
呪文のようにくりかえすのも、
こんなことがあったからだろう。
淡白だと思い込んでいた亭主なのに
他の男と狂う妻に隠していた淫性が噴出した。
この日を境に夫婦の様相は一変し
お互いに求め合い、愛し合いながらの激しい性交
日常となっていったのだった。
互いに他の男女との淫行を織り交ぜながら…

初めてベーカリーで見かけたときの
はかなげな面影は、いまやまったくなく
全身が「いい女」を強調するようになっている。
フェロモンに男がたかる。
そんな男と次々と身体をつなぐ。
さらに「いい女」に磨きがかかる。
また、男が誘い込まれる。
こんなルーチンが続くうちに人妻性欲
さらに激しいものになっていくのだ。
おそらくあと10年は続く性の賛歌。
正直、この女にも、その亭主にも
嫉妬を感じざるを得なかった。

いま、浴室で話しだされる人妻エロ話
こんなストーリーに負けず劣らず卑猥だった。
粘つくキス
指のいたずらを交えながら
次の行為への序章としては最適の前座。

「あなたがいけないのよ。」
お漏らししちゃうような女にしちゃったのも。」
「入り口のドアの前で感じるように
なっちゃったのも。」

(続く)

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