- 名前
- hiro4
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 静岡
- 自己紹介
- フッと魔がさすとここにやって来ます。気まぐれなのかも・・・糸の切れた風船のように飛ん...
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サマー・ダズ
2008年07月29日 12:40
村上龍の「コインロッカーベイビーズ」を読んだ10代のおわり…
世の中に「ダチュラ」なる毒物をばらまくパンクな主人公達とデカダンなストーリーに感銘を受けたものだ…
この物語は俺様達、当時のティーン・エイジャーに強烈なインパクトを植え付けた!
今でも大好きな小説の1つだ!
デカダンなモノに憧れて映画や小説や音楽をムサボリましたよ…
当時ツルんでた美大の連中から色々教わって…
悪い事もやったりしたなぁ…
その後、就職…「コインロッカー…」は本棚に押し込まれ、その存在すら忘れかけた時…ホントにオウムがやっちまい…自分の身近に「コインロッカー…」のようなフィクションが現実に起こりうるものとして認識した次第…危険はいつだって生活と背中合わせで潜んでいるんだ…
物語として成立するのはやはり読み手側より遥かに作り手側の想像力が上回ってるから…
情報を簡単に手に入れることができる今はどうかな…
全ての物語はリアルに起こりうる可能性を孕んでいるわけさ…有り得ない世界を見せてもらってるうちはまだいいが、それをやっちまう輩がいるから参るよ…
想像力の欠如が足りない連中が巻き起こす過ちの数々…
昔も今もたいしてかわらん…
いつだって一人の馬鹿が世界をぶっ壊す!
呑気に思考を停止してる奴らがワイドショーを賑わすのさ
2008年夏、岡崎
俺様が駐車場の草刈をしている先で、中学生はバスジャックをしている…
現実と非現実が交差する熱波巻き上がる空に、TV局のヘリが爆音をあげていた…
作中、東京にばらまかれた「ダチュラ」は確実に東京を美しい廃墟にしたはずだ…その模様は描かれていない…
遅効性のその毒が、今、世界を覆いつくしたのかもしれない…
閉塞された世界という密室で牧歌的な狂気の増殖は進む…目がくらむぜ…入道雲が悪魔に見える…
真夏のコインロッカーに閉じ込めた道義を救い出す「鍵」を見付けなきゃ…
※コメレス
boni
いつもありがと!「コインロッカーベイビーズ」は「時計じかけのオレンジ」と並び、俺様のパンクバイブルだ!ちなみに、ここでのパンクとは、極めて非現実的なルーディ達を指すのだ!イカレ具合いが重要(笑)
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