その日。

病は気からっていいますけど。


それでも、勝てないものは勝てないんですよね。


今度映画化される重松清さんの｢その日のまえに｣って本があるんですが。


この本の登場人物は病気であと何年も生きられない人とその家族を書いた本なんですが、みんなその日(死)のまえまで一生懸命生きてるんですよね。


すごく輝いて見えます。


今日、筑紫哲也さんが亡くなられてふとこの本を思い出したので書いてみました。


自分は死ぬまでになにか出来たり、残せたりできるんだろうか。


今のところ何も出来てないです。


その日がいつ来るは全く分かりませんが、その日のまえに後悔はしたくないので、自分に出来ることや、自分にしか出来ない事を見つけて、その日にいい人生だったなと思えるように生きたいと思いました。


心よりご冥福をお祈りします。