医師不足

医師不足　だといわれる。

医師が偏在している。

で、勤務医は過酷な勤務を強いられているという。

３５時間勤務　なんて事もあるという。

確かに病院に行くと医師は忙しそうである。


何が忙しいんだろね。

患者一人当たりの診療時間はますます減ってるみたいなのにね。


唯のサラリーマンでしかないから医師の仕事の詳細は知らないけれど

サラリーマンとしての経験から言うと

忙しい　と言っている人は　忙しい　と言っているだけで

実際は忙しく無い　と思うわけで・・・。


やれ忙しい、時間が無い、などと言う人に限って

ちゃんと物事の本質を見ようとせず

ただ効率を自分で下げて忙しくしてしまう悪循環にしている事が多い。


確かに医師になるからにはそれなりに勉強したのだろう、とは思う。

でも、勉強したから賢いわけではない。


ぶっちゃけ、太郎は某国立大学(旧帝国大のひとつ)の工学部出身だが、

地方国立大学の医学部を受験していたら受かる事も可能だった。
(と、思う)

高校の同級生で医者の子供の多くは地方国立大学の医学部という選択肢を選んでいる。


太郎は医師を選ばなかった理由は非常に簡単だ。

医者に成ったほうが収入は多い事は分かっていたが、

やりたい事を選んだに過ぎない。

医師という人命を預かるという職業につくだけ人徳も無いとも思った。



そう、

医師という職業は人間的に優れている人がなるものだと思っていた。



子供の頃病弱だったので、医師というものに畏敬の念を抱いていたのかも知れない。



給料や待遇で渡り歩く医師がいて医師が偏在しているという実情の根底にあるものは

現在の医師に人間力が不足している事が根底にあるのだと思える。


過酷な勤務について戦っている医師も多い。

きっと、誠実かつ優れた人たちなのだろう。


そんな人たちには頑張って頂きたいと思う。

何を？

今の仕事ではない。

医師のあり方を世に問う事を　である。



で、太郎は老化傾向が出始めた体を大事にしようと思う。

ちょっとは、医師に楽してもらう為にも。




そんな事しかできない。

出来る事をやる。

これ、基本だよね。



医学部の定員拡大とかしか　手が打てていない政治も問題だな。