白鵬・朝青龍　　そして、武蔵

大相撲千秋楽。

すばらしい取組でした！
両横綱の意地と意地がぶつかる名勝負！

大相撲の千秋楽はできるだけ観るようにしています。
土俵の中に、さまざまな人間模様があらわれます。
マワシ一つでぶつかり合う巨体同士に、時には悲哀を感じてしまったりもするのですが・・・。

本題に戻ります。

本割の一番は、白鵬の意地が朝青龍のそれを上回った、見事な一番でした。
立会いから一気に土俵際まで押し込む様は、鬼神のごとき迫力。

決定戦は、今度は朝青龍の意地が炸裂した、これまたすばらしい取組。

とにかくすばらしい取組でした。


少し寂しいのは、両横綱を始めとして上位陣が外国出身力士が多いこと。文化の異なる国で活躍している彼らの努力は素晴らしいし、国際化ということを考えれば、これはこれで喜ばしいことなのかもしれませんが・・・。
日本人が元気ない・・・。

大相撲の熱気が落ち着いてきたところで頭に浮かんだのは、武蔵のこと。
一昨日の引退を掛けた試合は、「彼にしては」良い試合でした。・・・「彼にしては」というのがミソですが・・・。

これまでＫ－１日本人ファイターとしてがんばってきたとは思いますが、やはり物足りない感は最後まで残ってしまいました・・・。