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ゆでたまごの殻、上手に剥ける?

2016年02月28日 02:02

ゆでたまごを上手に剥く方法

これは茹でる時の下拵えと茹でた後の手間で大きく変わるものでもある。

ゆでたまご』も立派な料理なんだよねぇ。


用意するのは日にちが経ってしまった卵

卵の先端が細い方に釘か包丁の先で小さな穴を開ける。
→これがゆでたまごの掛けを無くして白身が柔らかくなる。
掛けの原因は確か二酸化炭素か水蒸気だったような気がする。

茹でる時間はお好みで。。。

お好きな硬さに茹でたら冷水で冷やす。

ゆでたまごを二次調理に使う(タルタルソースとか玉子サンドイッチ)なら冷蔵庫で冷やしても良い。
※そこまでやる必要はないんだけど(笑)

冷やすことにより殻とゆでたまごに隙間が出来る。
ゆでたまごが収縮して少し小さくなる。って事。

さて問題はこれから中身と殻の間に存在する薄皮。

薄皮は中身に密着して収縮する。

これを剥がすには慌てない事。
ゆでたまごを横にしてゆっくりと転がす。
潰さない程度で小さなひびを入れる。
上手くいけばこの段階で薄皮と中身に空気が入り『カリメロ』状態にゆでたまごの殻が2つに割れる。
※若い人は『カリメロ』はわからないか。。。(笑)


PV=nRT

理科で習う「モル質量」と「アボカドロ定数」がここで登場する。

内部圧力:P
内部容量:V
nとRは無視
T:温度

温度が下がれば内部圧力と容量も下がるから殻と中身に隙間が出来る。

転がす事で薄皮を破り間に空気を入れる事で殻の方に薄皮が貼り付く仕組み。


これ『エンゼルハート』っていうオカルトホラー映画
悪魔(ルシファー)に扮するロバート・デ・ニーロがやっていたな。

冷やす理由は上記の化学式

これ高1の時の化学教授が『モル定数』『モル定数』『モル定数』って言ってたのが忘れられない。
お決まりのあだ名は『モル教授』(笑)
『モル定数』と『モル質量』と『アボカドロ定数』以外は必要ない!って言ってたからね。
なので普通の人が「化学」を専攻してたら必ずやってた化学式の暗記なんて意味が無い!ってテストの時にスライド用意して化学式を掲げてたからねぇ(笑)


おかげさまで30年経ってもこの教えだけは覚えてる。


話し逸れすぎたな。。。

脱線ついでに思い出した。
確かゆでたまごを横向きで高速回転させると徐々に立ち上がり最後はジャンプして割れる。。。
っていう複合力学の証明した大学教授居たはず。
一般的には「タケコプター」で人間は飛べるか?で一時話題になったな。


まぁ~簡単に言えば

茹でる前に穴開けて茹であがったら冷して割って丁寧に剥く

ってだけなんだよね(笑)

ゆでたまご剥き機は【転がす→小さなひびを入れる→薄皮と中身を少し剥がすように切れ目を入れる】のを忠実に確実にやってるだけ。


料理ゆでたまご、厚焼き玉子、オムレツプリン。。。
熱と油と空気が重要

『モル教授

の教えは料理にいかされてるな(笑)

このデジログへのコメント

  • SugarGlider 2016年02月29日 20:10

    > りり☆☆さん

    化学の基礎であり科学の基準ですね。

    F=mV^2

    の「m」の基準となる質量の定義ですからね。

    クイズで良くある「羽根」「鉄」1kgどっちが早く落ちる?←これの概念ですね。

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