- 名前
- けーでぃー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 49歳
- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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その拳の威力は、達人の繰り出す槍の如き鋭さで頭蓋を貫通、脳髄に痛撃を打ち込んだ!
2016年11月26日 22:19
と。
私が戦闘シーンを描く時には、こーゆーのをつらつら並べます。
戦場に立つのなら、女の子にだって容赦しませんよ~。ヒーローとヒロインが
協力して戦うなら、ヒロインもこういう攻撃をドカドカくらいますよ~。
そりゃあもちろん。
可愛いヒロインの色っぽいシーン、色恋沙汰なんかも、描きはします。
が、やはり私にとって、「物語」を組み立てる土台・背骨となるのは、
少年漫画と特撮。ドラゴンボールとか戦隊シリーズとか。
なので!
ヒーローだろうがヒロインだろうが!
かっこいい戦士たちの熱いバトル! こそがメインディッシュ!
一番、リキ入れて描く部分であります!
(ロードス? ええ、ですからエルフや魔法使いが「怪人」と戦います。私の作品では)
というわけで。
女性であれば、体験することはそうそうないであろう、
「拳で顔面を思いっきり殴られる感触」を、ですね。我が文章力を駆使して、
お伝えしてみようと。今回はそういう試みです。
でも。
気品溢れる淑女たる貴女に、
血生臭い殴り合いケンカの話なんかはしませんよ。ご安心あれ。
これからお話しするのは。
少林寺の道場で行われる、「乱取り」でのことです。
グローブと胴を付けての打ち合いですが、空手の「組手」って表現の方が、
一般にはメジャーですかね?(少林寺拳士としては悔しいっ)
結論から言うと。
今回の画像、そしてタイトルが示している通りです。
多分これ、素手のゲンコツではなくグローブを通してだから
余計に、だと思うんですけど。
脳に、クル。んですよ。
真っ直ぐに殴られたその部分、つまり顔面の真ん中、鼻や上唇
なんかよりも。「衝撃が貫通」して、脳にズキズキと。
そう。
殴られた時の、ドカーン! という一発衝撃ではなく、
むしろメインはその後。釣り鐘か、ドラか、大太鼓か、って感じで。
じぃんじぃんと響いて、ぐわんぐわんと痛くて。脳の真ん中が。
あれは。
中学一年生の時でした。
道場でも一・二を争う強豪、K君とやりましてね。
じーっと睨まれて、無言でジリジリと間合いを詰められて。
「てやああぁぁ!」の気合と共に飛んできた拳の、速いこと速いこと。
そもそも、既に重圧で金縛り状態にされてた私に対処できるはずもなく。
一発食らって、物凄い頭痛に襲われて。即ギブアップしたいけど、
二本取られないと終わらないもんだから、また開始位置に戻って、
審判の合図で二本目が始まって、じーっ、ジリジリ、「てゃあ!」と、
また殴られて、じぃんじぃんじぃんじぃんのぐわんぐわんぐわんぐわんの。
半分が優しさでできてるとかいう薬を、ドカ食いしたくなる痛さ。
県大会で入賞常連のK君、私なんぞとは格が違いますよ。えぇもうホントに。
全く相手になりませんて(泣)。
……。
…………。
拳の痛さを伝えるつもりだったのに。
なんだか、私の情けなさを伝えてしまった気が。
ま、まあその。
「痛そう!」と思って頂ければ、この企画は成功、ってことで。
ご感想をお待ちしております。
☆☆私は普段☆☆
「騎士とお姫様」みたいなフレーズをよく使います。
実際、そういうのが好きです。
んがしかし。
他人の作品を読み、読者の立場で好きなものと、
自分が作品を描いてて、作者として気持ちいい・描き易いものは
別でして。
私の描くお姫様は。ヒロインは。
まともに戦えば、ヒーローより強いのがむしろ普通です。はははは。
だからヒロインも豪快に戦います。
でも。
最後の敵、いわゆる「ラスボス」はもっともっと強いので、
二人揃って痛めつけられ、そんな中でヒーローがヒーローたる
意地を見せて、「強いけど痛めつけられるヒロイン」を庇ったりなんかして、
その姿を見たヒロインが……そのヒロインの声を受けてヒーローが……と。
そんなもんです。
私の、描く方面での好みは。
でも、考えてみりゃディードとパーンも。ねえ。
☆☆ちーなーみーにー☆☆
今回のタイトル、文字数制限の上限いっぱいピッタリです。
空白を全く余らせず、一文字単位で満タンに使い切ってます。
使える言葉・表現の幅が広いと、こういう時、
脳内図書館の膨大なレパートリーから自由に選び出して、
ばっちりキメられるわけです。えへんぷい。
このデジログへのコメント
つい先日興奮した柴犬の頭突きを
顔面にくらったばかりですが
単なる突進激突より
リストのきいたビンタの方が
ズーンと響くんだろうな~なんて
想像しながら拝見しました
私は経験ありませんが、頭にグワングワン
くるというのは、なんか分かるような気が
します(^_^;)
けーでぃーさんは作家さんだから語彙力
はすばらしいですよね(*^^*)
> 椿さん
お。流石ですなあ。拳打より掌打、全く同感です。
私も今、一人で公園でやってる我流拳法の練習では、掌打オンリーです。
土台となる足運びやコンビネーションの構成などは少林寺のものですけどね。
> はぎんちょさん
お褒めの言葉、光栄のいったりきたり。
脳震盪(くらくらふらふら)はアゴに衝撃を受けるのが一番なんですが、
このグワングワンズキズキは全く別物。根性で耐えられるものではあります。
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