母親の年収

ある米人材情報会社は、専業主婦の家事労働を以下の１０種類に分類し、主婦の家事労働の対価を試算してみると…


　　※職種　　　　　（内容）

　　　保育士　　　　　子供の世話

　　　コック　　　　　料理・炊事

　　　事務員　　　　　家計管理等

　　　洗濯人　　　　　洗濯

　　　清掃作業員　　　掃除

　　　設備管理者　　　住宅のメンテナンス

　　　ＣＥＯ(経営者)　母に決済権がある場合

　　　運転手　　　　　子供の送迎

　　　精神分析医　　　子供や家族の心のケア

　　　ハウスキーパー　買い物や介護等、上記以外の家事労働


上記のような労働について、それぞれの作業を外注した場合の時給と労働時間から賃金を積算し、さらに週４０時間を超過した分や休日・深夜について割増しの時間外手当を支給した場合を計算してみたそうな。


主婦の家事労働の賃金 （年収 ） 換算額は、優に１０００万円を超える。


驚き。


ご主人は、そもそも１０００万円以上稼いでいる？



稼いでいなければ、払うことすらできない。



「 男が稼いでいるから俺は偉いんだ！」 と思っている人には耳の痛い話。



母親は平均して労働時間が１日１９時間で、無休。



しかも、時間制限なしで休憩もない。



立ち仕事も多く、日々の勉強も必要。



仕事としてとらえること自体が、？？？かもしれないが、派遣社員を雇って同じことをさせたら、他人事ですからお金を要求する。



それが、無給。



もし母親が家事を仕事として考えてしまったら、暴動が起きてもおかしくない。



でも、母親はやりがいを感じたり、そこに幸福感を見出したりしながら実際には大勢の人が頑張ってやっている。



頭が下がる想い。


今日は 「母の日 」