有り触れた夜に飲まれてく

「ミステリと言う勿れ」を観てきました。
菅田将暉さん主演です。

もうすぐ公開1か月になるんですが、広島がロケ地ということもあり、ロングラン上映になりそうです。
原作のタイトルはそのまんま「広島編」ですね。
ただし広島以外でもロケはしていて、倉敷の建物なども出てきました。

内容ですが、当たり障りのない邦画、という感じ。
ドラマはとても好きな作品なんですが、悲しいかな、犯人すぐにわかってしまいましたので（汗）。
でも久能整くんのマイワールドぶりと長セリフは健在で、それが楽しめたから私としては満足です。
菅田将暉さんはハマり役ですね。
さすがルックスもいい演技派俳優です。

菅田将暉さん以外も、かなりの豪華キャストです。
主役級の方々が揃っています。
しかし残念なことに、菅田将暉さん以外、あんまりハマっていないのです。
それぞれの演者のキャラが濃すぎる、というか。
豪華キャストなのにもったいないなと思いますね。
特にコテコテの広島弁を喋らせるのであれば、地元のローカルタレントをキャスティングした方が、予算的にもよかったのではないかと…ちょっと前に世羅町でお見かけしたさいねいさんとか。
さいねいさんは「孤狼の血」では松坂桃李さんの同僚をちゃんと演じておられますし。

結論としては、菅田将暉さんのファンなら、観て損はないでしょう。
それ以外の俳優さんのファンだと、コレジャナイ感があるかもしれません。
あと広島の方や広島旅行の経験者は、見知った風景を探す楽しみがありますね。

それと、ドラマファンの方は、エンドロールを必ず最後までご覧ください！