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「52ヘルツのクジラたち」レビュー☆

2024年05月16日 23:43

「52ヘルツのクジラたち」レビュー☆

咲花主演他。その声は、あなたに届く。傷を抱え、東京から浜辺の街の一軒家へと移り住んできた貴湖(杉咲花)は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年(桑名桃李)と出会う。かつて自分も、家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことが出来ず、一緒に暮らし始める。やがて、夢も未来もなかった少年に、たった一つの“願い”が芽生える。その願いをかなえることを決心した貴湖は、自身の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えない安吾(志尊淳)とのかけがえのない日々に思いを馳せ、あの時、聴けなかった声を聴くために、もう一度、立ち上がる―。本屋大賞受賞、町田そのこによる魂が涙する傑作小説、待望の映画化

6/10点!!原作未読です。成島監督が安パイに置きにいった感じ。重すぎず軽すぎず。生きてたら助けて欲しくても「助けて」って声に出せないことっていっぱいある。虐待もそうだけど、他の事でも大人になっても親友がいても「助けて」って言えなくて、心の中で「誰か助けて」って思うことがいっぱい。その先にあるのが自死なのだと思う。声にならないSOSはわかることもある。でもそこで咄嗟に、そして長期的に動くってなかなか出来ることではない。色々な偏見と戦うことになるから。世の中は善良で必死に生きている人ほど、傷つけられるように出来ていると感じることも多い。だって守ってもらえるはずの法律は強者が作ったものだから、この国のルールに従って生きようとすると追い詰められていくばかりで、本当にそういう人同士の声なきSOSが繋がって助け合って生きられたら、どれだけ救いになることだろう。原作の方が丁寧に描かれている感じがするので読んでみようかな。2024年公開。

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