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父親と母親7

2008年10月18日 02:35

部屋に帰ると食事の用意が出来ていて修一も香奈も待っていた
「遅かったな親父」と言うと武蔵(たけぞう)は「まあなそれより食事が終ったら話があるから聞いてくれ」と言うと「ええ何の話があるんだよ先に言ってもいいんだけど」と言うと「まあ待てゆっくりと話したいから待ってくれよ」と言うと食事を楽しくしながら本当の親子のように和気藹々と話すのでした

 食事が終りみんなもそれほど飲んでいません
酔いが回るほどではないからですなぜなら話が済んでないからです
修一が「さあいまのうちに聞いておこうかな酔いが回らぬうちに今夜は香奈と別々に寝るのだから親子で積もる話でもしよう」と言うと
 武蔵は「実はその事なんだよ修一と香奈さんを別々に寝せるのは忍びないだから一緒の部屋で寝てもらってだな」修一が「それはいいんだけど今日は香奈のおかあさんも一緒なんだから親父と寝せるわけには行かないだろ」と言うと
 「だからだからなんだよ」と頭をかきながら武蔵は言うのです
「だからなんなんだよ」と聞き返す修一
 「実はなその節子さんを好きになってまあ1目惚れって奴か今じゃ愛してるという気持ちに嘘はないそれでプロポーズをしてOKの返事を貰ったから俺は節子さんと節子と結婚する実は調印式も済ませた印鑑を押した程度なんだが」と武蔵は言ったのです

 修一は驚き「ええなんだってど・どういうことになるんだ」
「えっと香奈母親だから義理母親が親父と結婚すれば本当の母親になってえっと香奈にとっても本当の親父に俺たち兄弟か・ええッ」
チョット考えてから「でも先に結婚したのは俺と香奈だから夫婦に間違いはない」と考えながら武蔵が「だから今夜は離さない」と言うと
「歌の文句だよそれじゃでもよく親父のプロポーズを承知したもんだな」と修一が言うと「そうだなお前と香奈さんのお蔭かなだってそんな縁を作ってくれたんだから感謝するよ」と武蔵は言うのです

 「そんな縁がなければこんな素敵な人とめぐり合えるわけがないまあ全面的に惚れてしまったわけだよ節子にホの字」と言うと
「そんな事はありませんのよ私も惚れたのですもの」と言うのを聞いて
驚いたのは香奈のほうです「おかあさんが男の人の事でそんな表現をするなんて初めてだわね」と感慨深げに言うのです

 「そういうわけで今夜は二人の初夜だから節子と寝たいと思ったわけなんだよ何年ぶりだろうこの胸の高鳴りは何しろ美人で奇麗な肌だろ」と武蔵が言うと「えッいつ見たんだよ本当に手が早い親父だな」と修一も呆れ顔
 「さっき女中さんが夫婦と間違えて家族風呂に案内してくれたのをいいことに節子の背中を流して奇麗なおっぱいを拝んで手を合わせたのさそれで一生懸命お願いしたら弁天様が承知してくれたのさ」
 節子は「そんな事はございませんのよ私だって嫌なら嫌だって言いますもの武蔵さんが好きだったからそれじゃなければ一緒に入りませんのよ」と顔を少し赤らめて言う節子だからまた惚れ直す武蔵だった

 修一は「香奈はどうなんだお母さんを親父に取られてどんな気持ちなんだ」香奈は「私にはあなたがいるからそれにあなたのお父さんだから別に反対じゃないわ寧ろ賛成」と言うと「ありがとう香奈さん」と武蔵は頭を下げた「香奈ありがとう」と節子も涙が滲む

 修一は「俺は大賛成だよ」と言うと「じゃこれでお開きと言うことで後はそれぞれの部屋で話すことにしようや」と修一が言うと
武蔵と節子も嬉しそうに部屋に行く挨拶をして引き上げたのです

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