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イケないことでも経験したいのカラダで悟りたい

2011年02月16日 14:30

イケないことでも経験したいのカラダで悟りたい

アブないロリ系な昔話ですw
ちなみにノンフィクション


中学校2年生。14歳という人生でももっとも青臭い時季。
私は吹奏楽部に在籍してました。

小学校からそのまま選んでしまった道。
しかし、私はクラシックというものに当時馴染めず、吹奏学部はステップであり、いつかバンドを組んでやるぞと虎視眈々と思い描いて、ひたすらティンパニとかスネア(小太鼓)を叩く日々でした。

吹奏楽部には一人も男子がおらず、冷暖房の効いた3階の音楽室から憧れのサッカー部片思い坊ちゃんを眺める毎日。

まぁ、そんなダラ~っとした仲間が5人もいました。

ダラ~っとした仲間。あまり個人練習が好きではございません。しかし、何故か演奏させればパートのエース。
だから余計に拍車がかかり、集まっては下らないおしゃべりを繰り返すばかりでした。

好きな歌手のこと、好きな男子のこと。
私は淡くも「私は一体初体験なるものが出来るのかしら?いつ出来るのかしら?もしかしてら一生ないかも・・」と軽い絶望を抱きつつ、過ごしておりました。

夏のある日。大会目前だというのに「つまんない。遊びに行こう」と誰かが言い出しました。

我が学校、山の中にあります。
買い食いしたくても、歩いていける範囲にめぼしい店自体もないような、美味しい空気と緑がいっぱいのド田舎です。

なんで「遊びに行こう」といっても、今の中学生が考えるような繁華街での遊びじゃありません。

「山行ってダラ~っとしよう」ってことなんですwのどかでしょう?

で、あまりにつまんないんで、山とおってそのままサボって帰っちゃおう・・・みたいな暗黙の了解だったんですな。

こっそり学校を抜けて山へ。
ワイルド14な私たちはスカートでもなんでもパンツ見えようとお構いナシに雑木林の斜面をずりずり降りていきます。

するとそこは高速道路のすぐ脇に出るのです。
斜面をおりて、「山の東屋へいこう」という話になったときでした。

高速道路の反対側から「おーいおーい」と男性の声がします。
するとそこには企業のジャンパーを着た男が立っていました。
「なにやってるんだーい?」

部活さぼって山通ってかえるところー!」
素直な14歳はありのままに応えます。

その「ヤッホー」状態で少しの時間を5vs1で会話をしました。
すると「こっちにこれるかーい。近いところでしゃべろうよー」と誘ってきたので「こっちからは反対に行くのはすっごい大変ですよー」というと、そこら辺に公園があったでしょう?そこで待ち合わせしないか?というので、バカな14Sはそれに乗ることにしました。

団地の中の公園だったし民家が四方隣接してるので問題ないかということで。

近くで見る男は遠くで見るよりも違った印象を受けました。
そして、自分は27歳で営業をやっててサッパリめだかあそこでやっぱり私たちと同様にサボってたといいました。

やたらと褒めてくれたのが印象的でした。
「かわいいねぇ。学校のみんなもこんな感じなの?」とか「若いっていいなぁ」とか。

他愛もない会話で時間はあっという間に過ぎていきます。
「そろそろ帰らないと」というときになって男は「今日の記念に名前と連絡先を教えてもらってもいいかい?オレは名詞をあげるよ」といって先に一枚一枚5人全員にくれたのです。

そこにはメジャーアルミサッシの会社の名前があり、私の知ってる企業名だったことと、先に名刺をもらったのに自分たちだけ教えないわけには行かないなという空気があったので、バカ14sはあっさりと電話番号と下の名前だけを教えてしまったのです。

その夜のことでした。
友達から電話がかかってきました。14歳当時の電話はたいていが一大事の緊急事態です。

「みづちゃん!大変!めぐちゃんがさっきの男に呼び出された!で、対決しに行った!!」

めぐちゃんは5人の中で一番背も低くてかわいらしい女の子でした。今で言うアニメ声で男子からも人気があったのですが、彼女のおうちは複雑なご家庭で父親がおらずお母さんも看護婦さんだったんで、夜勤があるから夜に独りになることも多く、その日も彼女は一人で家にいました。

「なんかね、木刀もって行ったらしいよ!なんかHなこと言われたらしい!!」

私の判断ではもう子供の出る幕ではありません。
こわごわ親にその日のことを報告。
先生に電話→警察に電話→めぐちゃん保護、男、捕縛
となったようです。

警察が駆けつけたとき、めぐちゃんは木刀を男に向かって構え、ヒステリック口論してたようですが、ご近所はTVの音で聞こえなかったようです。

我々は先生方にも親にも大目玉をくらいました。
今考えると恐ろしいことですが、当時は女子を守る法律個人情報保護も厳しくない時代。

こうして田舎ではロリコンばんざいで声かけていたずら・・・みたいなことが周辺でも続出していたみたいです。

まぁ、声をかけること自体罪ではないけど、下心があって声をかけたその先を「男というものは期待するものである」ということ。
そしてやっぱり「中学生ってバカだなぁ」という教訓が残った出来事だったのでした。

しかし・・・・この話。
これだけではないのです。

続きは明日!

このウラログへのコメント

  • みづき 2011年02月17日 01:30

    > さちおさん

    はじめまして^^ドキドキ・・するかな・・このあと^^;

  • みづき 2011年02月17日 01:31

    > sdkさん

    なんかあんまり迷惑かけられないと思ったらしく、一人に連絡したら全員にまわった・・みたいな。中学生の浅知恵ですねww木刀は春に行った修学旅行先で95%くらいの人が買う土産物でしたw

  • みづき 2011年02月17日 01:32

    > こうたさん

    のんびりしてますよー。ド・田舎ですんでww

  • みづき 2011年02月17日 01:32

    > 紫苑さん

    青い空が晴れ渡るような展開ではありません。暗雲しか垂れ込めてませんよww

  • easy 2011年02月17日 10:37

    フム、まだ疑うことをしない頃だからね
    大事にならずに良かったね、その後の人生に大きく影響するからね

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