媚薬に興味はありますか？

興味は無いけど一度使ったことはある
あれは単身新赴任先でのこと、時々いったいた喫茶店でのこと
お客さんから貰ったという媚薬とやらをそのママさんが飲んでいたようだ
それも昼間の仕事中、なんだがめが潤んでいでもぞもぞしていたような気もしたが
それを隠すつもりだろうか、明るく対応していて
「○○さんこれいる？」
私の注文したコーヒーを入れながら私に尋ねる。出されたのは一個のカプセル
「これこちらのお客さんにいただいたの、媚薬だって」
「へえ媚薬とは昼間から艶のある話ですね」
隣のお客さんはママさんの表情の変化を楽しみ、ニヤニヤ笑っている。
「そりゃ効くのなら折角だから貰おうかな」
「いいわよ悪さしたらだめよ」
そういって紙に包まれた一個の白いカプセルを渡された。でも使うあてなどなく、嫁さんのところへ帰った時飲まして夜を楽しもうかとも考えたが嫁さんは媚薬など無くても十分楽しめる。

しばらくして悪い虫？が動き出し喫茶店の女の子をビヤガーデンに誘った。夏の暑い晩、ホテル屋上のビヤガーデンでひとしきり飲んだ後彼女の知り合いの店に行った時
「これある店のママさんからいただいた媚薬だって・・・興味ある？」
私は紙に包まれたカプセルを見せるとよった勢いもあったのか
「あるある」
返事が返ってきた。
「じゃああげる。飲んでみたら」
その女の子に渡すと包みをあけ、口に放り込むとテーブルの水をグイッと飲んだ。
しばらくウィスキーなど飲んでいたが・・・・効いてきたのか目はウルウルになっていた。


その後は・・・


ご想像にお任せするとして


その内容は何か知らないが、そういうことってあるもんなのだと
これも貴重な経験の一つ
考えようによっては危ない話だった。