ローターは切ないほうがいい

ちょっと間があきましたが、今回はローターについて少しお話しします。

ローターはご存じのかたが多いですよね。
ただ、おそらく一般的な使い方とSMでの使い方は少々異なる気がします。
もちろん、これから書く内容はあたりまえじゃんと思われるかたもいると思いますが、意外に知らなかったという反応が帰ってくることが多いのでそういう方のための話だと思ってください。

まず、一般的にローターは、クリトリスや乳首などに当てて快感を直接得るように使うと思います。このとき、ローターは横にせずに先端がきちんとポイントに当たる向きで使わないといけないという話は有名です。
一人でされる場合には、自然と身に付いている知識かもしれませんが、男のなかには意外と知らないで使っている人も多いようです。
この使い方は簡単にいうとイクために刺激する使い方で、もちろん間違いではありません。

でも、SMにおけるローターの役割はむしろ焦らしながら徐々に感度を高めることだと思います。
イケないとおもって中には入れない方もいるようですがもったいない(笑)
入れて弱でじっくりしばらくそのままにしておくだけで、興奮が高まって、でもイケないもどかしさが味わえます。
また、入れてしまえば手を離しても大丈夫なので、その間に耳や胸、背中、指などMの方の好きな場所をじっくりと責められるのもいいですね。
バイブと違い、同時にクンニやお尻を責めることもできます。
イクための責めは他にいくらでもありますから、ローターはあえて焦らすために使うのが私の使い方です。
中にはそのまま高まって果てそうになる人もいますが、そんなときはわざと止めたりまた動かしたりを繰り返します。
とにかく切ない気持ちになってもらうことが一番です。

すっかり電マに慣れて、ローターは出番が減ったというかたは是非そんな活躍の場を用意してあげてください。
きっといい仕事しますよ(笑)