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成程話:インフルエンサー
2017年05月28日 23:48
最近よく聞く「インフルエンサー」のお話です。※インフルエンザじゃないですよ(笑)
江戸時代―――やっと将軍様の花押をいただけたよ。これでウチの領土も当面は心配いらない。なにせお上の「おすみつき」だからね。
現代―――やっと例のアクセをゲット。やっぱり超カワイイし間違いない選択。なにせインスタグラマーのYUちゃんの「おすみつき」だからね―――。
時は変われども、人は「おすみつき」を求める。
権威の存在や自己判断の限界は、近代社会以降どの時代にもあった普遍的なものなのだ。
「おすみつき」の由来はこの「花押(墨で書いた署名)」にある。
「お墨付き」という証明書だったわけだ。
ほぼ同義にあたる英語の「エンドースメント」も、もともとの語源は「小切手の裏書サイン」だから面白い。
いずれにしても、おすみつきとは、第三者の「支持」や「推薦」をもらうことだ。
そして、おすみつきを与えるのが「インフルエンサー」だ。
「人々に影響を与える個人」などと訳される。
将軍様もインスタグラマーも、何らかのおすみつきを与える存在である限り、PRにおいてはインフルエンサーだということになる。
6RULES OF STRATEGIC PR
本田 哲也 著
ディスカヴァー
「インフルエンサー」つまり「人々に影響を与える個人」がSNSで多くの人に発信して、繁盛したり売れたりします。
では、どうしたらインフルエンサー達が発信してくれるのか?
物珍しいものや独自性のあるもの、フォロワーさんが興味ありそうなもの、絵的に良いもの、ストーリーや思いがあるもの、旬なモノなど、
きっと、今までのメディアと似ているのではないでしょうか。
メディアが個に成りつつあるとも言えますね。
で、その流れを突き詰めていくと、結局「本物しか残らない」ということです。
どんなに情報を操作しようとしたって、お金を払ったって、宣伝広告費を掛けたって、来たお客さんが喜んで帰らなければ繁盛しません。
逆に、宣伝しなくてもインフルエンサーの方々が「いい!」と思ったものはどんどん拡散し広まっていきます。
いいお店が発見されやすくなったものです♪
インフルエンサー側にしてみても、あまり良くないものを拡散したのでは、情報の信憑性を疑われて、結果的に自分の首を絞めることになります。
このログもそうかもしれませんね。
毎日本を読み、少しでも喜んで、役に立ったと言っていただけるように日々精進しているつもりではありますが(体調不良により、1日一冊ペースがだいぶゆっくりになっていますが)、これを読んでいる聡明な読者様は、私が手を抜いたらすぐ気付いてしまうんだろうな(^-^;
いずれにしても、おすみつきは大事だけど、おすみつきを貰おうと必死になるより、もらえる自分になっていく事が大切だな~と、あらためて思いました。
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