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温泉同好会

2023年08月15日 11:47

互いに温泉好きとは分かっていたけれど
「一緒に温泉に行かない?」と
誘った時は、男女別の大浴場のあるような場所を想像したらしい。
それでも貸し切り家族風呂に入っていく私の後をついてきた。

最初は裸を見せ合いこそすれ互いの肌には指1本触れなかった。
2回目は、背中を流し合ったけれど、体の前側は各々で。
3回目になって、並んでお湯に浸かっていた彼女の手が私の股間に伸びてきた。
同時に私の肩口にキス。さらに首筋、そして唇に。
そっと舌先を差し込むと痛いほど吸ってきた。

ひとしきり唇の感触を味わうと再び首筋を吸い、舐めてくれる。
私が腰のあたりまでお湯から体を引き起こすと
私の望みを察したように、小さな乳首を吸う。

「なんだか恥ずかしい」というから
「じゃあ、大事なとこは?」と
股間を向けると黙って咥えてくれた。

もちろん私も彼女乳房に手をはわせ
すでにコリコリとなった乳首愛撫し吸った。

「入れていい?」という彼女
黙ってうなずくと
腰を落とした私にまたがってきたが…
うまく入れることができない。

後から聞いた話だが
バツイチ彼女離婚して相当期間セックスとは縁がなく
年齢もあって膣がすっかり硬くなっていたらしい。

4回目以降の温泉
最後の一線を越えることはなかったけれど
互いの体の隅々まで洗いあいっこしたりして
存分に楽しんだ。

で、秘宝館
往時は有名な温泉地(別府とか箱根とか)の場末にあって
団体旅行客なんかでにぎわっていたらしい。
セックスにまつわる種々雑多なもの、
春画春本おもちゃの類を展示している、一種の博物館
どこだったか忘れたけれど、「七年目の浮気」のモンローの人形
スカートが風でめくれると秘部が見える(つまりノーパン)なんてのもあったらしい。

行こう、行こうと思っているうちに
近場はどこも閉館してしまい見る機会を失ってしまった。

ま、温泉のおかげで本物の秘宝は拝観できたのだけどね。

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