非オピオイド系鎮痛薬有望薬品VX548

オピオイド(麻薬系)の過剰摂取で、呼吸困難による死亡がアメリカで毎年6～8万人もいる。
最近は減って来たが、麻薬症状でやめられない人もかなり存在する。
これまで被害が広がったのは、製薬会社の過剰宣伝とか、医師が安易にオピオイドを患者に渡していた
事も影響している。
オピオイド系の痛みどめの効果は、モルヒネの100倍高効果があると言われているから凄いもんです。
ここに来てオピオイドに替わる非オピオイド鎮痛薬VX548（非麻薬性）が発売されそうで、
これはgood newsです。
この薬(米バーテックス社が発売予定のVX548)の良い所は、非麻薬性なので、中毒患者はまず出ないと言う事です。
鎮痛効果は、多分オピオイド(フェンタニルが代表）よりは効かないだろうが、
腹直筋切開手術（開腹手術）後の痛み止めで有効としているので、結構なものだろう。
ようやくオピオイド系に替わる鎮痛薬が出て来そうなので、期待大ですねー。
アメリカでの評判が良ければ、日本でも認可が早まるだろうね。