３月FOMCの結果で、今年３回の利下げが確実となり米リートが急騰

リートは金利に非常に敏感である。
マネーを借りて不動産を保持運営しているから当然な事だ。
だから金利が上がって来る局面(昨年)では米リートは、かなり基準価格が下がったのである。
底打ち感が見えて来たのは、長期金利が5.25％となる少し前だった。これ以上大幅な金利上昇は無い
と判断した辺りから徐々に基準価格は上昇して来たのである。
これ以上金利が上がらなければ、最大の悪材料がピークに達したわけである。
あとは金利は下がるだけである。
このような状況になると、金利が高止まりしようが、基準価格は徐々に上がりだす。(リートが上がる)
そして3/18～3/19にかけてのFOMCで、FRBパウエル議長が今年中に金利を３回下げると明言した事で
これが決定的な好材料となり、株もリートも急上昇した。
その好影響が日本にも波及して来た事は、ここのところの日経平均が連日高値を更新している事で
証明済みだ。
しかし、これから金利が上がって来る日本のリートは、これからは高値は重くなる。
商業用不動産の賃料がを上げられないと苦しくなります。
銀行は貸出金利は当然上げて来るから。