- 名前
- キキ(危機)
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 滋賀
- 自己紹介
- 家では毎年正月2日は父方の親戚など集まり食事をしたりする事に決まっている。自分が子供...
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スサノオ物語 完結編
2019年05月26日 01:29
「おいしい酒などいかがでしょうか?」スサノオが言った。「あいにくと、こうやって、わしが立っているから下の方にいるハブとマムしか飲めん。せっかくたくさん持ってきてもらったのに悪いな。」その中のタイショウと言われているのがすまなそうに言った。スサノオは思った。《これでは、たおせないではないか?!どうすればいいのか?》タイショウが言った。「おまえは我々ヤマタノオロチをたおしに来たのであろうが誰かに頼まれでもしたか?もしも、我々をたおせた時の報酬は何だ?」スサノオは言った。「わからん。おまえ達にはスマンが自己満足かな。?」タイショウは「もし我々ヤマタノオロチをたおす事ができれば、おまえは子孫を残す事ができるぞ。!どうする、たおすか」「子孫なんかいらん。見返りもいらん。報酬もいらん。やっぱり帰るわ。!酒は全部やるわ。さようなら。」とスサノオが言うとハブとマムが凄く喜んで、おいしい酒を飲み続ける。タイショウは「我々もおまえと同じように子孫はできずに永久にこのヤマタノオロチの姿のままだ。もし、おまえができればでいいんだが、その剣を振りかざし我々をうまく8等分にしてくれれば我々はそれぞれに子孫を残していけるし、おまえも我々ヤマタノオロチをたおした事によって子孫を残していけるかもしれん。どうだ。?」「じゃぁおまえらを8等分してやる。でも、わしに見返りもいらんし子孫もいらん。」とスサノオは言うと持っていた剣を振りかざしヤマタノオロチを8等分にしてしまった。8等分にされたヤマタノオロチはスサノオより、かなり小さくなってスサノオと言葉も通じなくなり、それぞれのヘビになり散り散りに散って行ってしまった。スサノオは1人言った。「もうヤマタノオロチに会う事もないだろう。」ふと前方を見ると1人の女性がポツンと立っていた。「タイショウとはよく言ったものだ!タイショウさようなら」とスサノオはアオダイショウになったタイショウに別れを告げた。
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