まぁええか、巨人もボロ負けやし

【阪神】久保、初黒星！逆転負けで貯金４またお預け

スポーツ報知4月30日(火)7時2分配信
【阪神】久保、初黒星！逆転負けで貯金４またお預け



　◆阪神５―６広島（２９日・甲子園）　言い訳はしなかった。１点リードを守り切れず守護神転向後の初黒星を喫した久保は、責任を一身に背負い込んだ。「不運は関係ない。力がないだけ」。７試合連続無失点中だったクローザーが２失点。救援失敗は守備の破綻から始まった。
西岡無安打

　不運と信じられないミスが重なった。９回先頭の中東が放った三塁線ぎりぎりへの微妙な当たりは、和田監督はファウルと抗議したがフェアと判定。なおも１死二塁、さらに悪夢が待っていた。菊池の飛球を福留と大和が“お見合い”し、右中間へポトリ。痛恨の二塁打で傷口を広げた。

　「風があるのは試合前から分かっていたこと。オレが捕ってやらないといけなかった」と、福留も自らを責めた。負の連鎖反応は止まらず、丸を敬遠し１死満塁から、広瀬の三ゴロを坂がはじくタイムリーエラー。さらに２死満塁、梵の右前適時打で簡単に逆転を許した。「守備固めで出ているのに捕らないといけない。チームに申し訳ない」と、坂が肩を落とした。

　シーソーゲームに競り負け、４度目となった貯金４への挑戦でも無残に散った。和田監督は「ホームグラウンドやからね。（福留と大和は）どっちも捕れるだけに譲り合ってしまったかな。坂？　難しい打球だけど、何とかしてほしかった」と、戦い慣れた本拠地でのミスにショックを隠せなかった。勝負の９連戦は７試合を消化し３勝４敗。虎が上昇気流をつかみきれない。