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幸福は3歳までに決まる

2016年03月15日 17:38

人格の根深部分は、両親が3歳になるまでにどれだけ深く愛情を与えたかによって、大きく変化し、最近問題になっている青少年による深刻な事件のほとんどは、これらの欠落よるものだと言われています。

ヒナ鳥が生まれて初めて見たものを親だと思い込むように、3歳までに刻み込まれた思考パターンは、それがポジティブなものであれ、ネガティヴなものであれ、それを変えるにはその後10年かけても足りないと言われており、0歳から3歳期の真っ白な心に刻み込まれる「思考パターン」や「価値観」は、その後の人生に大きな影響を与えることになります。



↑0歳から3歳期に刻み込まれた「価値観」を変化させるには、10年以上の時間がかかる。(Pic by Flickr)

臨床発達心理士の山口創さんの研究によれば、皮膚と皮膚が接触した時には、低い周波数の振動成分が生じており、それが脳にも「心地よさ」として影響しています。

例えば、「なでる」行為は、モーツァルトの音楽を聴いたり、ロウソクの灯を見たりする時に感じる穏やかさや人をリラックスさせるのと同じ効果があり、親が子供の肌に触れることで、子供への愛情はどんどん深まっていきます。



↑皮膚タッチによる愛情表現は人間も動物も基本的には同じ。(Pic by Flickr)

欧米の子供は、日本人の子供に比べて自立心があるように見えますが、実際それは親と別々の部屋で寝る事とはあまり関係がなく、別の場所で両親や社会の姿勢から学んだものが多いそうです。

物心がつく前に、別室でひとり、孤独と暗闇に耐えながら寝ることで、不安と恐怖感から救えるのは自分しかいないということを体験し、それを克服することで心が折れにくくなるとも言われますが、ハーバード大学の研究によれば、人間の幸福度に一番大きな影響を与えるのは、お金や地位ではなく、「幼少期の両親との人間関係」であることが分かっており、添い寝による愛情表現は、子供の将来に大きな影響を与えることになりそうです。



ハーバード調査:「幼少期の両親との人間関係」が幸福度に一番の影響を及ぼす。(Pic by Flickr)

理想の娘とよく話題になる関根麻里さんの育ての親、関根勤さんは、「かかわった分だけ、結果が出る」と述べており、子供が生まれた当時、あまり仕事がなかった関根勤さんは色々な本を読んで勉強し、できるだけ子供といる時間を増やすようにしたと述べています。

「娘の麻里がまだ小さいころ、僕は仕事があまりなくて、毎日一緒に家にいて、麻里を笑わせることに命を賭けていたんです。お笑い芸人が娘一人を笑わせることもできなければこの先、売れるわけがないと思ったから。」(関根勤)



↑子供を笑わせることに命をかける。(Pic by Flickr)

最近では、アメリカでも添い寝が推奨されるようになってきており、自立や経済的な価値観ではなく、何か別のものが「幸せ」や「成功」の指標になり始めているのかもしれません。

新入社員と一緒で、生まれたきたばかりの子供は一人では何もできず、上司や親がしっかりと面倒を見てあげなければ、将来の価値観が大きく変わってしまうことでしょう。

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