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「花戦さ」レビュー☆

2017年06月08日 21:31

「花戦さ」レビュー☆

野村萬斎主演他。時は戦国。京の中心・六角堂に、池坊専好(野村萬斎)という出世名誉も興味なしのなにより花を愛する花僧がおりました。ある日、時の権力者小田信長中井貴一)の御前で、前代未聞な巨大な松を活けたことをきっかけに、その評判は京の町中に知れ渡り、そこには千利休佐藤浩市)の姿も。運命出会いから十数年―。天下人・秀吉市川猿之介)の茶頭となった利休と再会を果たした専好。花と茶。美を追い求める者同士として友情を深め、互いの道を高め合っていきます。やがて時代に暗い影が・・・。秀吉は、圧倒的な権力を笠に、民を締め付け、意に沿わない者を、次々死に追いやったのです。そしてついに、利休まで・・・。専好は、民のため、友のため、暴君と化した秀吉に挑んだ一世一代の大勝負を仕掛けることに!手にしたのは刃ではなく、花!?秀吉ギャフン!びっくり仰天の秘策とは?「秀吉!いざ、ショウブ!!!」豪華キャストと美しいいけばなで贈る、痛快・爽快エンタテイメントムービー

6/10点!!観客が考えたり一息入れたりする余白が多く、気軽に楽しめます(*^¬^*) 萬斎さんがアップで観てもまだ青年を感じられる若々しさと華があり、それに絵、花、茶と町人たちの生き生きとした姿の調和が取れていて、気持ちが良い作品です(*^^*) 本作は、題字も花も絵も、新旧問わず著名な方々が担当しており、特に、終わりの昇り竜の松と大茶会のいけばながとても美しいです。蓮役の森川葵ちゃんは好きな女優さんなのですが、紅一点で可憐な存在感が瑞々しく、素晴らしかったと思います。町人たちのマスコット的存在のときちゃんも可愛い。そんな風に登場人物たちに愛着を持てる描き方をしているので、彼らが秀吉圧政犠牲になり、なすすべもないのは観ていて辛かったです。やはり、絶対君主制は良いことないなと思いました(>_<)市川猿之助秀吉は些か大袈裟かと。誰もが知っている歴史をなぞるので、どうしてもテンプレート気味になってしまうのは新鮮味がなく、どうにかならないものかと思ってしまう作品でもあり、可もなく不可もなくかな。2017年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2017年06月09日 00:41

    レビュー読ませて頂いて、、、
    途中、面白いのか?そうでもないのか?
    と読み進めると、、、、
    最後に、可もなく不可もなく、、
    なるほど、と思った(^-^)

  • ユリ 2017年06月09日 02:04

    > はらぺこさん
    日本の伝統文化系映画は海外配給できるくらいヒットしてほしいんですけどね~大きなシネコンで5人くらいしか入ってなかったです。一応華道も茶道も1年みっちりやっていたので楽しめました♪

  • ユリ 2017年07月13日 01:46

    > GRAYさん
    新鮮味はないですが、目には麗しい映画でした。それを考えるとやはり大画面で堪能していただきたい気持ちはありますね。

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