恥も外聞もなく　Ｇ倒有るのみ

Ｇ倒燃える！阪神・矢野が１７日先発マスク
サンケイスポーツ - 2009/7/17 7:52
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　昨オフ手術を受けた右ひじのリハビリを続けてきた阪神・矢野輝弘捕手（４０）が１６日、今季初めて甲子園での１軍練習に合流した。待ちに待った守りの要は、いきなり１７日の巨人戦（東京Ｄ）で先発マスクを被る見通し。反攻を猛虎の正妻に懸ける。

　借金を１３まで増やした虎の最後の望みだ。１軍に合流した矢野が１７日の巨人戦でいきなり先発マスクを被ることが決定的になった。

　今季初の１軍昇格。

　「どこが相手でもやらなアカンから。俺は巨人戦がどうとか言っていられない。たぶん開幕よりも緊張するやろな」と話した矢野に対して、木戸ヘッドコーチが「（スタメンで）いけると思う。ベンチにいるだけで全然違う」と話した。

　試練の９連戦で、いきなり負け越した。この日は６投手での継投で、１０安打９四球６失点。勝利を呼び込めず、４－６で敗れた。もう後がない。球宴まで、残り６試合。オフに右ひじにメスを入れた正妻の合流を最後の起爆剤にする。

　背番号「３９」にとって、正念場になる。坂井オーナーは球宴後は若手に切り替えることを明言している。ふがいないプレーをすれば…。十分な力を示さなければ、チームだけでなく、自身の“未来”も明るくはならない。

　フリー打撃や送球練習で軽快な動きを見せ、汗をぬぐった。やるべきことは、分かっている。守りの要が虎投を支え、守り、勝利へ導く。


[ 2009/7/17 8:19 更新 ]
サンケイスポーツ