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【お題日記】これを止めました

2017年02月17日 13:24

私は幸せだ。なぜなら私は愛だから。私は神を愛する。だから自分で自分に向かって微笑む。まわりの人は私が狂うだろうと思っている。私の頭がおかしくなると思っている。ニーチェは頭がおかしくなった。考えたからだ。私は考えない。‥私は神であり、「牛」だ。私はアピス人だ。私はエジプト人だ。私はヒンドゥ教徒だ。私はインド人だ。私は黒人だ。私は中国人だ。私は日本人だ。私は異邦人であり、よそから来た。私は海鳥だ。私は陸鳥だ。私はトルストイの木だ。私はトルストイの根だ。私はトルストイのものだ。



ニジンスキーニーチェと違って考えることを止めた、というが、この二人、意外な接点がある。

ロモラ・ニジンスキー夫人が夫の言動の異常を感じ始めたのと同時にもう一人このことに気づいていた人物がいた。
彼らに仕えていた使用人。
彼女はロモラに伝えた。

旦那様は自分が以前に仕えていた人と同じような言動をする、旦那様は気がふれている。

この使用人が以前に仕えていた人物はあのフリードリッヒニーチェだった。


フリードリッヒニーチェ名言の宝庫のような人で、短文による警句が非常にうまい。

そのおかげでちょっと読んだだけでニーチェを解ったような錯覚に陥る。

それはそれでよい。

「半可通は全知よりも圧倒的勝利を博する。

それは物事を実際よりも単純に理解し、

そのために彼の意見の方が分かりやすい

説得力のあるものとなる。」


ニーチェ自身も言ってます。



「いつか空の飛び方を

知りたいと思っている者は、

まず立ちあがり、

歩き、走り、登り、踊ることを

学ばなければならない。

その過程を飛ばして、

飛ぶことはできないのだ。」


「樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、

それは果実だと誰もが答えるだろう。

しかし実際には種なのだ。」


「高く登ろうと思うなら、

自分の脚を使うことだ。

高い所へは、

他人によって運ばれてはならない。

人の背中や頭に乗ってはならない。」


孤独な人間がよく笑う理由を、

たぶん私はもっともよく知っている。

孤独な人はあまりに深く苦しんだために

笑いを発明しなくてはならなかったのだ。」


「自分について多くを語ることは、

自分を隠す一つの手段となり得る。」


「愛の終わりはいつも

善悪を越えたところで起こる。」


結婚とは、

幻想を父とし、必要性を母として

生まれるものである。」


若者を確実に堕落させる方法がある。

違う思想を持つ者よりも

同じ思想を持つ者を尊重するように

指導することである。」


「怪物と闘う者は、

自らも怪物にならぬよう、

気をつけるべきだろう。

深淵のぞきこむ者は、

深淵からものぞきこまれているのだ。」

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