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いのちの根がふかくなる
2016年09月04日 23:37
最近、嫌なこと、苦しいこと、悲しいこと、ありました?
以下のお話をどうぞ♪
「悲しむ人々は、幸いである」と、西洋の偉大なマスターはいいました。
そして、東洋の偉大なマスターは、「大きな苦しみのあるところには、大きな喜びがある」と断言しました。
いずれの言葉も、悲しみは教訓であり、その人を清めてくれるものであるという真理を表しています。
悲しみは人生の終わりではなく――結果的には、世俗的な人生の終わりではありますが――、道に迷った魂を安全で平穏な場所へと導いてくれます。
悲しみの終わりには、喜びと心の安らぎが待っています。
強い信念を持って、真理を探しもとめましょう。
断固とした態度で、利己心と激情に立ちむかいましょう。
悲しみの季節は、人生のほんの一時期、あなたに与えられた試練なのです。
利己心がごくわずかでも残っているあいだは、罪の誘惑が襲いかかるかもしれません。
そして、妄想のベールが、心の目を覆いかくし、悲しみと不安を引き起こすでしょう。
しかし、魂に垂れこめる陰うつな雲の暗さを自分のものとして引きうけたら、勇気をもって通りぬけ、その向こうにある、晴れわたった明るさのなかに飛びだしましょう。
自分に属さないものが、自分を襲うことなどけっしてありません。
詩人もこう詠っています。
いつであろうと、どこにいようと、海の底だろうと、空の彼方だろうと、わたしのものは、つねにわたしとおともにある。
人生の明るい部分だけが、その人のものなのではありません。
人生の暗い部分もまた、その人のなかにあるものなのです。
「起こること」にはすべて意味がある
ジェームズ・アレン 著
「引き寄せの法則」研究会 訳
王様文庫より
良いことだらけで、幸せばかりで、明るい出来事ばかりだと感じる人は、恐らく過去に深い深い暗闇を経験しているのだと思います。
いつも明るく振る舞って、冗談ばかり言っている人に聞いてみったら分かります。
暗闇があるから、小さな灯さえも気付けて感謝できるんです。
明るいところにいすぎたら、小さな灯りに気付かず踏みにじってしまうかもしれません。
暗闇は、ときに人を強くし深くします。
“相田みつを”さんの「いのちの根」という詩をご紹介して終わります。
↓
なみだをこらえて
かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに
くるしみにたえるとき
いいわけをしないで
だまって批判にたえるとき
いかりをおさえて
じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろが
ふかくなり
いのちの根が
ふかくなる
このウラログへのコメント
私はスーパー脳天気です。
仕事でまずいことが起こっても、彼女と別れても、離婚した時ですらシリアスにはなりませんでした。
このログを読んで、ああ・・・と思ってしまいました。
コリエルさん:こんばんは。お返事だいぶ遅くなりました
あまりシリアスが続くと私みたいに体調崩しやすくなるし、そうならないでいられるならそれが1番かも(^^)
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