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ミュンヘン美術館めぐり

2006年10月02日 08:44

ミュンヘン美術館めぐり

画像と本文は関係ありません。オクトーバフェストの画像は意地でも載せたくないので、昨日の夕方ミュンヘン市内で見つけた怪しげな回転すし屋の画像を置きます。左がきれてますが、Tokyo と書いてあります。一番左のおばさんの奥のカウンタみたいなところに、回る寿司があります。
動画も撮ったのですが、わざわざ YouTube に載せるのも面倒なので、ごめんなさい。

ミュンヘン最後の日は、アルテ・ピナコテークとその隣のノイエピナコテークに行ってきました。
日本流に言えば、古典美術館近代美術館とでもいうのでしょうか。日曜は、どちらも入場料が1ユーロになります。
どうしても見たいのは古典の方なのでそっちからいきました。

順路とかは一切書いてないですが、チケットを買った後、正面左の階段が入り口になります。右の階段から上がって出口から入ってきている外国人ドイツ人かどうかは知りません)はいましたけどね。でも、左の階段から上がれば、チケットチェックがあります。
インフォメーションで館内の案内図をもらっておきましょう。

歩き方にはないですが、audio tour というのが4ユーロであって、4つのヨーロッパの主要言語(覚えてませんが、独英仏伊?仏でなく西??)で説明してもらえます。階段より手前右手奥にあります。

使い方は簡単で、説明のある絵画のところには無線マーク((( に番号が書いてあります:例えば、183((( のように。そこで、もらった装置(首からぶら下げるかなり大きな機械で、番号ボタン見えるラジオみたいなメッセージディスプレイに簡単な操作ボタンがついています。これにヘッドホンを刺してつかいます)の番号を押すと、その絵の作者とタイトルが2行しかないディスプレイに表示されます。
そこで再生ボタンを押すと、説明が始まります。巻き戻しやストップボタンもあります。これがかなり懇切丁寧で全部聞いてたらイヤになります。
美術が好きでたまらない方には、それこそすばらしいレクチャなのでしょうが、私はしばしば途中でストップして終わらせました。

でも、4ユーロ払った価値はありました。平日なら、入場料が5ユーロなので、ツアー代がタダになったようなものです。
絵の見所や、技術的特徴まで説明があり、ルネサンス期の絵画(宗教画がとても多い)についての見識を新たにしました。
ラファエルロは結構見ますが、ルーベンスレンブラントオリジナルはなかなかでした。
レンブラントの光の使い方はさすがです。ああいう画風は好きです。
他にも技術的な面でいろいろ面白い話はあるのですが、話し出すと切りがないので、次へ行きます。

2時間ほどかけて古典美術館を見た後は、昼飯も食べずにすぐ隣の近代美術館にいきました。
こっちでは、荷物を預けるのに 0.7ユーロもとられました(古典美術館は2ユーロロッカーに入れるのですが、出るときに戻ってきます)。
でも1ユーロで入っているのだから文句は言えません。

ここは、適切な表現が難しい美術館です。面白くもあり、わけがわからなくもあります。
順に説明しましょう。チケットを買うとチケットと一緒に金属ピンバッジの出来損ないみたいなものをくれます。
形はo-□ を縦にした感じで、□の部分に美術館ロゴが入っています。てっきりこれは記念品かチケットの代わりに残るものかと思ったら、そうではなく、金属の細い - の部分を折り曲げて、適当な見えるところにつけるのです。
それが支払いを済ませた証拠になるのです。チケット売り場では何も言われなかったけど、階段上る時に、係員のおじさんが親切につけてくれました。

で、内容ですが、地下部分がめちゃめちゃ面白いです。ちょっと前まであったオーディオ機器コンピュータがあります。60年代に現役だった品々があります。笑いました。バカウケです。こんなのを美術館に置こう、という発想に脱帽です。
特に、日用品なんか古くなったら捨ててしまうので、そんなのが残っているのはちょっと驚きです。
また、広告特集みたいなのもあって、面白かったです。

1階に戻り階段を上ると近代美術館です。ほんとうに前衛的な最近のものから、19世紀の作家のものまでいろいろです。写真コラージュなんかもありました。
前衛的なのは、本当にどこが上だかわかりませんね。なんで人が逆さまなのか、さっぱりわかりません。
むしろ、ピカソダリマグリットのような作家の絵の方が、同じ前衛的でも何か感じるものがあります。
映像をつかったものもありましたが、目新しさはわかりますが、私にはそのよさがわかりません。

要するに私は古い人間なのかもしれません。これでも近代アートは去年のサンフランシスコでもみたのですが、そっちのほうが素朴だったかもしれませんが、面白かったような気がします。
なお、時間がなくて、どちらかの美術館だけ見るのであれば絶対古典の方をお勧めします。

結局10時半過ぎから2時過ぎまで両方の美術館を飲まず食わずで渡り歩きました。
日曜は地下鉄の本数が減るような話を聞いていたので、ホテルに停めてある車に戻れば、山のようなプリッツの残りと水があるので、それでいいや、と思ってホテルに戻り、そこから空港へ向かいました。
結果的には、美術館のカフェで軽食をとる時間はあったようですが、それは今こうしてログを書いているからいえることです。

実は、去年大荷物を持って空港チェックインするのに大変な思いをしたので、今年はかなり早く空港へ行こうと思っていたのです。
ところが、去年の経験が生きて?意外と手間取らず(実はレンタカーハッチバックで、バックドアホテルの屋内駐車上の梁にぶつけてしまい傷ものにしてしまいました。ハッチバックワンボックスだとよくやるのですが、自分の車はセダンなのですっかり上を注意するのを忘れていました;これが今日のオチということで)、スターアライアンスゴールドメンバー様の特典を最大限に生かしてすべてがスッとすんでしまいました。

思ったより時間が余った(3時間くらい?)ので、再びゴールドメンバーの特典を生かし、ラウンジを使わせてもらいました。もしかしたらタダで無線LANがつながるか、と思ったのですが、さすがルフト、しっかり機内と同様お金を取るようです。でも、飲み放題食べ放題はありがいです。結局ペットボトルの水とプリッツイタリアまで持っていくことになります。
現在こっちの時間で5時半(日本時間10月2日午前0時半)くらいですが、このログをイタリアにて(日本時間で多分朝7時ごろ)載せることができるでしょうか、楽しみです。
ちなみに搭乗時間は7時なので、もう少し飲み食いしてからラウンジを出ることにいたします(ビールもあるけど、飲めない;イタリアで万一の場合ドライバになるので)。

なお、予告したように、イタリアでは観光地ではないので、面白いことは期待しないように。
また、仕事で1日中(夜中も)忙しいので、更新はできない可能性もあります。
ただ、おいしい pizzeria に行く約束があるので、その時、ピザ画像でもとっておきます。

現在、イタリアナポリ近郊の田舎町にいます。ミュンヘンナポリ飛行機は混んでいたせいかビジネスアップグレードしてもらいました。
でも、エコノミーとの違いは食べ物だけです(ちゃんと食器ででてきます;弁当ではありません)。シートは変わらないのであまり得した気はしません(笑)

このデジログへのコメント

  • らな 2006年10月02日 11:27

    Pizza大好きです♪
    本場のピザの画像待ってます!

  • ゆう 2006年10月02日 20:09

    すごいですね。毎日楽しみですが、ちょっと嫉妬…
    いいな~。うらやましいな~。

  • BB 2006年10月23日 17:59

    ナポリ近郊の田舎町ってどこですかぁ?
    あたくしも古典絵画のが好きだなぁ。。。近代アートはものによる

  • みんきー 2006年10月24日 01:47

    どこでしょう。多少秘密があった方が楽しいでしょう?いくつか画像を残しているから推測してみて。

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