あこがれ94／シルヴィアとジョン

新年を迎えてお屠蘇、美咲も一口だけで祝い、母の雑煮とお節を頂き、初詣に皆で参りに出掛けます
二日は分家の親戚が大勢集まり毎年大宴会
前もって伝えて置いたので、美咲は大車輪の働き
母も親戚の小母さん達も、料理の腕に感心するばかり
婚約のお祝いを、沢山頂いてしまう
お返しのお年玉は何十と用意してあります
親戚の一人の叔父が造り酒屋で、お酒を三本貰った

宴会が終わったのは朝方
父も母も美咲も私も兄も義姉も、寝ずにホストを勤めました
遠方の親戚は、方々の部屋で泊まっています
７時の朝ご飯も宴会並み
それでも、昼前には全員帰りやっと終わった
片付けだけで何時間も掛かり、午後の飛行機では二人共グッスリ
家に帰ったのが１１時です
明日は、シルヴィアとジョンが来てくれる


朝から大変な忙しさ
手分けして作りますが、美咲の気持が解かるので私は手伝い程度
私より手は早く、調理台は次々に埋まって行き、だし巻きが最後で完成しました
特に箱寿司の綺麗な事は　「食べるのが惜しい」　と、言うと嬉しそう
着替えて待っていると、チャイムが鳴り、二人を招き入れ、抱擁と握手
花束は美咲に、ワインは私に
荷物を持ってベッドルームに案内すると、広すぎるベッドを見てシルヴィアが、
「うわー、凄いベッド」
キッチンとダイニングを見て、パーティが充分出来る
これからは、時々招待して欲しいと頼まれます
毎月は無理でも、必ず招待すると約束


************************************************
ブログの方にも来て下さい
http://kyoka55.dtiblog.com/blog-entry-73.html
************************************************